はじめに
ハイホー!甘口だよ
今回は、東大一年生の授業がどんな風なのかについて疑問を持っている東大生や東大を受験しようと思ってるお友達たちのために、東大一年生で受ける授業についてサクッとまとめたよ
東大の授業はどんな風なのか疑問を思ってるみんなや、別にそうでもない人でも、ゆっくり見ていってくれると嬉しいな
それでは、よろしくね
東大の二学期制
東大はご存じのとおり、SセメスターとAセメスターの二つに分けられていて、Sセメスターが4~7月、Aセメスターが10~1月という感じになっているんだ
まずは夏学期から説明していくよ
東大のSセメスター
概要
東大への入学が決まった3/10の12時から、東大入学が近づくにつれて新入生たちの意識は、青天井で上がっていくよ
意識の高さがバブルです
[/word_balloon]それとともに東大生たちの高まった意識は、新入生たちを到底不可能な履修計画へといざなってしまう
これが地獄の始まりとは知らずにね
東大理系の授業は、科類にもよるけど必修科目(最初から受けることが決まっていて、時間とかの融通が利かない)は21単位前後なんだ
そして東大にはキャップ制といって、ひとつのセメスターでとれる単位の数が30単位までという制限があるんだよね
つまり自由にとれる単位(総合科目というよ)は9単位、授業の数にして4つくらいなんだけど、私含め東大の新入生たちはその数少ない枠にこれでもかというほど授業を詰め込んでしまうんだ
え、たった4つの授業で何が変わるんだよと思うかもしれない
でも、大学の授業、特に東大一年生の授業というのは想像以上に過酷なんだ
課題は、ものにもよるが1科目につき1時間程度と考えてOK
[/word_balloon]それこそ、鬼畜のように課題が出されるため、必修科目の課題でボロボロになってるのに、そこにさらに総合科目の課題でフィニッシュをかけてくるってわけ
まして移動時間、バイトの時間、サークルの時間を差し引けば課題(もしくは授業に出ること)に掛けることのできる時間は想像以上に少ない
結果として授業を切って課題をやったり、そもそも授業に出るわけにいかなくなるという事態が多発するわけだ
この意識の高さからのバブル崩壊のことを5月病というよ!
概要はこんな感じにして、次は一つ一つの授業について説明するよ!
東大の必修科目① 第二外国語
理系を苦しめる必修科目のうちの一つだね!
将来使わない割に、めちゃくちゃ勉強させられる
[/word_balloon]TLPという制度もあるみたいだけど、今回は普通の第二外国語選択者の意見を書いていくよ
第二外国語は、ドイツ語、中国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、韓国朝鮮語、イタリア語の中から一つ選んで受講することができるよ
私は中国語だったから、中国語についていうと、中国語は1に暗記、2に暗記、3に暗記だったよ!
授業震度がかなり速いので、教養として楽しむには、かなり厳しい授業というのが正直な感想だ
ただ、他の授業と比べて、勉強すればしっかり成績がとれる科目ではあるから、進振りでいいところを狙う新入生にとっては努力する価値のある授業であるように思うね!
東大の必修科目② 情報
コンピュータの授業だよ
プログラミングをやると見せかけて、あまりプログラミングはしなかったりする授業だね
一応プログラミングを1,2回くらいは講義で扱うんだけど、私はPythonを使ってプログラミングを行ったよ
ただし経験者にとってはかなり物足りないんじゃないかなと思う難易度だね(私は苦労したけど)
他の時間では、コンピュータの動作原理や、計算量など、情報理論について学ぶよ
ちなみに過去問はすべて公開されているんだ!やさしいね!
過去問を公開してる割に、過去問があまり役に立たないという謎仕様
[/word_balloon]ちなみに必修なので避けられないよ!!コンピュータ音痴には厳しい...
東大の必修科目③ 数理科学基礎、微分積分学、線形代数学
これらはまとめて数学の授業だよ!
これらはすべて必修の授業だね
東大で配られるテキストの練習問題をやっておけばテストは乗り切れるといわれてるね
ただ高得点を取ろうとすると、クラスに一人はいる数学オリンピック入賞者と争わなくてはならないこともあるから、高飛車になるのは気を付けたほうがいいかもしれないね
数理科学基礎は、Sセメスターの前半(S1という)での数学の授業で、Sセメスターの後半(S2)からは微分積分学と線形代数学に分かれるよ
やることはあまり変わらないけど、数理科学基礎は最初に受けるテスト(6月頃)なので、このテストの出来が東大生たちの後半のモチベーションの岐路となる可能性が高いね
個人的には線形代数学のほうが抽象的で難しいように感じるね
ただ、以下の牛腸先生(通称:神)という方の問題を解いておけば単位は固いみたいだ
東大の必修科目④ 化学熱力学(理科二類、理科三類)、熱力学(理科一類)
これらは、高校の物理における熱や、エネルギーの分野に相当するよ
理科二類と理科三類は化学熱力学、理科一類は熱力学が必修になっている
化学熱力学というのは、化学の内容を熱力学で説明するといった感じなので、かなり物理寄りの内容になっているんだ
熱力学は言わずもがな、物理の内容だしね
どちらもまじめに授業を聞き、課題を出していれば問題なく通過できると思うよ(^^♪
一部例外の教授を除く
[/word_balloon]東大の必修科目⑤ 生命科学(理科二類、理科三類のみ)
生き物の授業だよ
内容は高校生物とほぼ同じで、難易度は高校生物を履修した人からすればへでもないみたい
ただ東大入学者は理科二類といえども物理選択者が7割といわれているから、たいていの人は初めて習う内容になるんじゃないかな
基本的には暗記をすれば乗り切ることができるけど、高得点を取るには教科書の隅々まで覚えておく必要があるんだ
東大の必修科目⑥ 英語一列、英語二列
英語の授業だね
英語一列は主にリーディングを行う授業で、内容は高校の英語の授業より薄っぺらかったりするよ
ただ、人によっては面白い授業が受けれるみたい
ちなみに英語一列は東大の二次試験の英語の点数で、G1、G2、G3の三つのレベルに分けられるんだ
G1は一目置かれる
[/word_balloon]英語一列のテストに関しては、昔は暗記一列と呼ばれるくらい暗記要素が強かったみたいだけど、最近は文章をちゃんと読まないと解けなくなっているような気もするね
英語二列はスピーキング、ライティングの授業を行うよ
スピーキングの授業は日本人同士が英語でおしゃべりする授業だね
また、ライティングの授業はALESSといって東大でもっとも悪名高い授業なんだ
ただ、将来研究者になりたい人にとってはかなり実用性は高いように思うよ!
英語二列は基本的にはテストはないから安心だね('ω')
東大の必修科目⑦ 初年次ゼミナール
通称初ゼミ
必修の中では最も大学らしい授業かもしれないね
一つのテーマに絞って調べものを行ったり、実験を行ったりする少人数制の授業だ
ちなみにどんなテーマにするかは自分で選べるよ!
ただし、抽選あり
[/word_balloon]点数もつかず、合格と不合格のどちらかで成績がつくから、ギスギスせずに授業が受けられる数少ない科目の一つだね
者によっては鬼畜な初年次ゼミナールもあるみたいだけど、基本的には心のオアシスになってくれると思うよ!
東大の必修科目⑧ 力学
力学と見せかけた数学だね
内容としては高校物理を詳しく数学で理解するのが趣旨のように思うね
いわゆる微積物理を深く学ぶわけ
力学といっているけど、いきなり微分方程式を解かされたり、その計算方法を学んだりするから、厄介な授業かもしれない
工学部などでは重視されたりするから、工学部志望の人は落とせない科目だね
テストも基本的に授業に出ていればパスできるとは思う
まとめ
夏学期の必修としてはこんな感じかな
総合科目のおすすめはまた別の記事で書こうと思うよ
とりあえず新入生の人は必修を頑張って(^^♪
受験生の人は入試頑張って('ω')
応援してるよ!
では
参考程度に、私の受験記事